健康経営

噴水

本社人事総務部のAKです。
前回のテーマが健康でしたが、今回は「健康経営」について触れたいと思います。

昨今、「健康経営」なる言葉を耳にするようになりましたが、「健康経営」と聞いて、どのぐらいの方がピンとくるのでしょうか?正直、私自身は今でもあまりピンときていません。。。(汗)

人事総務部の担う役割の1つとして、従業員の健康管理があるのは分かっています。
従業員が健康を損なえば、その分戦力ダウンになる、補充・教育に時間がかかる等、経営に少なからず影響があることも分かっているのですが、健康で経営???

先日、産業医に尋ねてみましたが、当社では健康経営はできているほうだと言われました。しかしながら、やはりピンと来ずでして・・・。ただ、ピンときていないのは、私だけではなかったようです。以下、「健康経営」に関する認知度および取組み事情に関する市場アンケートの結果です。

【中小企業】

グラフ上左
グラフ上右
[出典] 経済産業省 「健康経営の啓発と中小企業の健康投資増進に向けた実態調査」調査概要及び中間報告

【東証一部上場企業】

グラフ下左
グラフ下右
[出典] 健康経営センサス調査2013 (ヘルスケア・コミッティー株式会社、株式会社日本政策投資銀行、株式会社電通)

そこで、今回このブログで「健康経営」への理解を少しでも深めてみたいと思います。

「健康経営センサス調査2013」の中に、健康経営に関する解説がありました。

従業員や生活者の健康が企業および社会に不可欠な資本であることを認識し、従業員への健康情報の提供や健康投資を促すしくみを構築することで、生産性の低下を防ぎ、医療費を抑えて、企業の収益性向上を目指す取り組みを指す。1980年代に米国の経営心理学者のロバート・ローゼン氏によって「健康な従業員こそが収益性の高い会社をつくる」という
思想が提唱され、これが「健康経営」の概念の基盤となっている。具体的な取り組みの例としては、企業が従業員の健康状態の把握、健康増進に向けた取り組みを推進する上での体制整備、生活習慣病対策やメンタルヘルス対策、長時間残業対策などの実施・運営などが挙げられる。

なるほど。。。大枠の理解はできました。
一方、具体的な取り組み例は、決して目新しいものではないような・・・。

そこで、2017健康経営優良法人に認定された、ある企業の取り組み例を参考にしてみたいと思います。

健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度(経済産業省により認定)

その企業が掲げている中期目標は、次のとおりとなります。
【健康診断受診率】
2017-07-25_100253

ちなみに、当社(本社分)と比較してみますと、
‘①昨年97.8%であり、毎年ほぼ100%に近い受診率を維持しています。
ただ、私が入社した頃は70%程度でした。
‘②はデータが取れない(健保に直接各自が申込む)ため、把握できてはいません。
‘③はメタボに限定せず、健診結果で要再検査、要精密検査、要治療と診断された者のその後の対応を確認、場合によっては産業医との面談を設定し、従業員の健康管理のフォローを行っています。
‘④はまだ1回の実施しかありませんので、回数を積み重ねつつ、取り組みを検討する予定でいますが、入社後3か月、本人希望、部門・人事からの要請があった者に対し、毎月産業医面談を実施し、心のケアを行っています。

「健康経営」なる言葉を意識してきたわけではありませんが、それにつながる取り組みは、ある程度実施してきていることが確認できました。
もちろん、現状に満足せず、改めて「健康経営」の理解をし、目指す姿を意識した上で、様々な取り組みを行っていきたいと思います。

一方、健康は、会社や周りにどうこう言われる前に、自らが一番意識すべきものだと思います。また、少雨で暑かった梅雨が終わり、今夏は梅雨に引き続き酷暑の予報です。
栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠に心掛けていきましょう。夏バテ防止にもつながりますし、生活習慣病の予防にもつながりますので。

皆様、健康には十分ご留意ください。