メンタルヘルス

図2

大阪人事総務のMです。
本日は、メンタルヘルスをテーマにとりあげてみたいと思います。
先日、このブログでも「健康経営」についてとりあげていました。

健康経営

2017.07.25

(実は私もその言葉になじみがなく、お恥ずかしながら、初めて知りました・・・)健康経営は、労働者の体の健康に配慮していかなくてはなりませんが、同様に心の健康についても注意を払っていかなくてはなりません。

弥生でも、厚生労働省指針におけるメンタルヘルスの4つのケアに従い、メンタルヘルスケアを推進しています。

■4つのメンタルヘルスケアの推進

セルフケア
ストレスやメンタルヘルスに対する正しい理解
ストレスへの気づき・対処
ラインケア
職場環境等の把握と改善
労働者からの相談対応、職場復帰における支援など
事業内産業保健スタッフ等によるケア
具体的なメンタルヘルスケアの実施に関する企画立案
職場復帰における支援など
事業場外資源によるケア
情報提供や助言を受けるなど、サービスの活用
職場復帰における支援など

厚生労働省 独立行政法人労働者健康福祉機構 職場における心の健康づくりから抜粋

4つのケアはどれも重要ではありますが、その中でも管理監督者によるラインケアはメンタルヘルス不調の早期発見において、重要な役割を果たします。なぜならば、メンタル不調は意外と本人に自覚がないケースがあり、知らず知らずに進行してしまうことがあるからです。では、どのようなポイントをみていけば、早期発見に繋がるのでしょうか。今回は、大阪拠点で開催されたラインケア研修の内容を元に紹介したいと思います。

部下の異変に気付くためのキーワードは「ズレ」と研修の中では紹介されました。これには2つの意味があり1つは「集団からのズレ」そして、もう1つは「常態からのズレ」です。「集団からのズレ」とは、所属している集団の平均的なレベルのズレのことで、また「常態からのズレ」とは、個人個人これまでの平均的な自身の姿からのズレだそうです。
具体的には、集団からのズレは、仕事の能率が他の同僚と比べ著しく悪い、常態からのズレは、勤怠が乱れる、体調不良が続いている、最近仕事のミスが多いなど、これらからメンタル不調のサインを捉えることができるとのことでした。

ただ、これを発見するには、いかに「いつもと違う部下」に気付けるかがポイントとなります。管理監督者の場合、ついつい自分の仕事に埋没してしまい、気づいたら部下とも挨拶も会話もしていないというようなことが少なからずあるでしょう。ただ、そのようなことが続くと「いつもと違う部下」を発見することができません。普段からの何気ない部下とのコミュニケーション。これは意識して行っていきたいものです。
では最後にラインケア研修の様子を紹介したいと思います。

・新任管理監督者(12名)を中心に産業医先生によるラインケア研修を実施しました
図1

・実践的に部下メンタル不調が早期発見できるよう、「事例検討」を行います。メンタル不調のサインがどのように出ているのか、どのようなことがストレス要因になっているかなど、グループごとで検討しました
図2

この他にもメンタル不調者との面談方法や、メンタル不調者との接し方なども研修の中で学びました。後日のアンケートでは、実践的な内容を学べたので良かったとの好評の声はいただいたものの、事例検討の時間はもう少しとってほしかったなどの意見もあり・・・次回の検討材料としたいと思います。