明日は「簿記の日」!

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こんにちは!営業推進部の又吉です。
今回は2月10日「簿記の日」についてご紹介します。

「簿記の日」とは

簿記の原点である福沢諭吉の訳本 「帳合之法」の序文が1873年(明治6年)の2月10日に草されたことにちなんで、公益社団法人 全国経理教育協会が制定されました。
「帳合之法」とは、明治6年に福沢諭吉がアメリカの簿記の本『ブックキーピング』(Bryant and Stratton, Common School,Book-keeping,1871年)を翻訳して、慶応義塾出版局から出版した日本初の簿記の本です。
まだ「簿記」という訳語がなく、わが国の商店などに用いられていた「帳合」の語を以てこれに当てたとされています。『帳合之法 初編』の2冊には単式簿記、『帳合之法 二編』の2冊には複式簿記が説明されており、福澤諭吉が日本に初めて複式簿記を紹介した書物です。

「簿記の日」に関連した活動

全国経理教育協会東北地方会において、簿記の日の記念講演会を毎年開催しています。
昨年は12月15日に熊本学園大学の佐藤信彦教授と横浜国立大学の高橋賢教授を講師として招き、開催されました。
他には、過去に2回BS朝日の「週刊記念日」にて紹介されています。そこでは、学生が簿記を学んで良かった声や就職、転職において簿記を使った仕事ができる人の重要性が増している現状を伝えられていました。

全国経理教育協会主催「簿記能力検定」について

昭和31年10月14日に第1回簿記能力検定試験が開催され、それから平成25年度まで年3回施行し、平成26年度から年4回の施行に変更されました。
昭和36年5月12日に文部省(現文部科学省)後援となり、さらに昭和58年8月25日には国税庁より簿記上級試験合格者に税理士試験受験資格の付与が決定されました。これは税理士を目指す方にとっては大きなメリットとなります。
試験は基礎簿記会計~上級までの5階級に分かれていて、スキルに合わせて選ぶことができます。学校で簿記を学ぶ学生から上場企業の経理担当者、将来会計専門職を目指す方まで、幅広い簿記学習者のスキルアップ、キャリアアップの手段として活用されています。

「弥生会計」を使った検定試験

企業で実際に会計処理(経理)をする場合の多くは、会計ソフトを利用しています。
その会計ソフトである「弥生会計」を用いた検定試験が、文部科学省後援、公益社団法人全国経理教育協会主催の「コンピュータ会計能力検定」です。資格をとることで会計実務知識が身につくほか、会計ソフトを使用できることが証明できるため、就職・転職時にアピールできます。
コンピュータ会計とは、簿記会計の理論だけではなく、ツールとして会計ソフトを利用し、情報を活用できるビジネスパーソンを育成するキャリアアップ型教育プログラムです。
試験内容は会計実務である日常処理に重点をおいていて、入力処理とチェックに重点を置いた「初級」から、意思決定支援に有用な情報を提供できるスキルとしての「1級」までの4段階のレベルで実施しています。

「簿記」は社会において仕事、生活する上で大きく関わっており、簿記を知っているだけでお金の流れ、使い方についての考え方や視野も広がります。「簿記の日」を機会に「簿記」をもっと身近なものとして考えてみてはいかがでしょうか。

参考
全国経理教育協会:簿記の日