信頼とは何か

弥生の天然水

人事総務部の鈴木です。
今回は、「信頼」について、書きたいと思います。
というのも、私が現在、大学院修士2年生になりまして、卒業に向けて、修士論文の準備を進めているところであり、その論文テーマを「信頼」で進めようと、準備しているところです。

このテーマ設定の背景ですが、昨今、働き方改革を皮切りに、個人・組織の生産性向上に向けた取組み、在宅勤務、短時間勤務などを含め、個人の働き方・業務の進め方がますます変わってきています。そして、上記のような変化から、組織やチーム内のコミュニケーション、仕組みなども変わっていき、チームメンバー同士が、同じ場所、同じ時間を一緒に過ごす機会が減ってきていることを感じています。その結果、組織・チームが活性化しづらくなっているのではないか。さらにその前提であるチームメンバー同士の信頼関係も薄らいでいくのではないかと感じた次第です。

さて、いきなりですが、皆さんにとって、信頼とは何でしょうか?
また、「信頼と信用はどう違うのでしょうか?」と問われたら、皆さんどのようにお答えするでしょうか。

信頼を辞書で調べますと、以下のことが書かれていました。

【信頼】
ある人や物を高く評価して、すべて任せられるという気持ちをいだくこと。 「部下を-する」 「 -を裏切る」 「 -性」 「 -度が高い」 「 -が置けない」 〔類義の語に「信用」があるが、「信用」はうそや偽りがなく確かだと信じて疑わない意を表す。それに対して「信頼」は対象を高く評価し、任せられるという気持ちをいだく意を表す〕
(出典:大辞林 第三版)

さらに調査(先行研究等のリサーチ)しますと、信頼は以下のように区別することも可能とのことです。

1.相手の能力に対する期待としての信頼
2.相手の意図に対する期待としての信頼
(出典:『信頼の構造』山岸俊男(著))

では、信頼はどのように構築できるのか。リーダーはどのようにすれば良いのか。
『組織行動のマネジメント』スティーブン P.ロビンス (著), 髙木 晴夫 (翻訳)によれば、「開放的である」、「公正である」、「感情を言葉に表す」、「真実を話す」、「一貫性を示す」、「約束を果たす」、「秘密を守る」、「能力を示す」と言われています。

他にも、『従業員エンゲージメントを高める8つのマネジメント行動 高信頼性組織の神経科学』Paul J.Zak(著), 高橋由香理(翻訳)によれば、神経科学の知見と様々な調査から、信頼を醸成する8つのマネジメント行動があるとされています。
1.抜きん出た業績を表彰する
2.「チャレンジストレス」を引き出す
3.仕事の進め方について従業員に自由裁量を与える
4.ジョブ・クラフティングを可能にする※
5.情報を幅広く共有する
6.意識的に関係を築く
7.全人的な成長を促す
8.弱さをさらけ出す
※自分の価値観、動機、強みを明らかにしたうえで現在の業務や人間関係を見直し、再構築する手法。仕事のやりがいを高め、打ち込めるものに変えていくことを目的とする。

以上、まだまだ信頼について、私自身調査しきれていなく、事例研究・実証研究も含めて、どのように進めていくか模索中ですが、この結果を、弥生、さらにこのブログを通じて皆さんに還元できればと思っています。都度ご報告出来るよう、頑張りたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。